Myself ; Yourself #13

菜々香の家の火事の真相が明かされる。菜々香は父親の娘ではなく、両親の共通の友人でバイオリンの先生なイケメンと母親の間に出来た子だった・・・ってどんな昼ドラだよそれはwwwそれに母親がどういうつもりでバイオリンの先生じゃなくて父親の方と結婚したのかさっぱり判らんから、二股かけてた?父親が強引?バイオリンの先生の経済状況?とか色々あるんだろうけど、なんか母親がただのビッチにしか見えなくてもうね・・・血の繋がってないの判っててそ知らぬ顔して育てるなんてどんな了見だよ、殺されて当然とは言わんけども、そりゃあ怒り狂いもするわな。
で、結局そんなことを思い出した菜々香が自殺未遂(よく助かったなあれなら結構短時間で死ねそうだけど)。佐菜が時計を外して自分のリストカットした経験を告白。死んでたら菜々香を助けられなかったから死ななくて良かった、という台詞で〆。で10年後かよ・・・いいのかそれで・・・
菜々香は野外コンサートでバイオリン演奏、麻緒衣とあさみ、修輔と朱里もコンサートを見に来ていたが、10年後とはとても思えんwww一応めでたしめでたしの体裁をとってるけどこれはねえよな・・・修輔と朱里は姉弟で駆け落ち、あさみはその原因の一つを作り、菜々香は惨劇の記憶を引き摺り、佐菜もトラウマありってことでまさにこれから立ち直っていくところだろうに、その部分が全く語られず、色々と大変だけど幸せになりましたってのは投げっぱなしすぎでしょうw
ベタとサプライズが程よくミックスされた感じで、伏線も判りやすいものからミスリードまでさりげなく使い分けがあって、そういう部分じゃ質は高かったとおもうんですが、視聴後の満足感がありません。恋愛物としても青春物としても、どうも何か結論を出して前に向かって進んでいくという感じではなく、どこまでも逃げていくという、弱い大人が陥るような悪循環を無理やりハッピーエンドにこじつけている様な気がして好感が持てませんでした。作画もキャラクタの性格もどことなく清涼感を漂わせる割りに話はドロドロというギャップを楽しめれば良かったのかもしれませんね。