おとぎ銃士赤ずきん #32

ここ数話、ラストに向けて脇役処理伏線回収話が続く。いい感じにお涙頂戴風なので素直にウルウルしておけばよい。
今回は、ブレーメン隊の話、というかランダージョの話。
魔族を暗黒魔法でナイトメアリアン化しているというのは初めて聞いたような気がするが、ともかく、適合する魔族ばかりではなく、失敗すると消滅すると言う中々非道な生成方法だ。失敗続きのランダージョを救うべく、ブレーメンの面々が進んでナイトメアリアンになろうとする訳だが、なんつうかあっさりしすぎと言うか、何も考えてなくて悲壮感が足りない気がする。こいつら自体が殆ど登場しなかったこともあって思い入れが薄いのもまた( ゚Д゚)マズーな感じだ。
結局、上手く適合せずに、暴走を始めたブレーメン部隊を救ってくれと三銃士に頼むランダージョ。解決は、回復魔法を赤ずきんのプリンセスソードで増幅し照射すると言うもの。副作用で記憶を失うというのもとってつけた感がかなりあるな。なんとか元の3人に戻ったブレーメン隊だが、記憶は一部なくなり(生い立ちとかは忘れないんだよな・・・)ランダージョのことも忘れて故郷に戻ることに。
ラストはランダージョ尽くし。サンドリヨンのところに戻るのか、と言う問いに、涙をこぼしながらも必死で意地を張る場面と、続く、ハーメルンに、戦いが終わったら一緒にライブをやろうと優しさを見せられて、涙が溢れ出す場面には来るものがあった。・゚・(ノд`)・゚・。 。良い演出だ。ブレーメン隊は兎も角、こいつとは長い付き合いだからな。憎めない敵役としてちゃんとキャラが立っていればこそだろう。
りんごにハーメルンの草笛が効かなかったりと、ちらっと謎のフラグが立ちつつ、懲罰房のグレ子も精神的にそろそろ限界。次回はグレ子話か。