がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #3

挫折、浮上。
ドッジボール大会の後は仲良くお茶会、と言う訳には行かず、真面目に学園祭について討論。いや他校の生徒会までキラキラワクワクとか言い出したらどうしようかと思ったが、普通に大人で、ホストの顔を立てることを知らない普通の子供だった。いや真っ当な高校生がちゃんといて安心した、やっぱ聖桜が特殊なんだな。
学美が簡単に凹んだのが意外だった。まあ毎回能天気さで切り抜けられてもそれはそれでつまらないからな。しっかり凹んで、そこから浮上してくる強さを描くのも悪くないと思う。
ちゃんと行動に移して、現実を知るのは良いことだな。愛光学園の学園祭の内容に圧倒される聖桜学園の面々。みかんなんて早速自分を見失ってる辺り確かに格の違いを感じるな。いや単に、むつきや桃葉がちゃかしたように多佳子に得意の百合が炸裂しただけかもしれんけど(;´Д`)
お茶会での様子を見て学美の性質を見抜いたか、安易に誘導しない辺り多佳子は思慮深い。学美が自分で考えて浮上する展開にしたのは良かった。ただ、一歩間違えると、「自己満足」に成り下がるので注意が必要な落とし方だ。クリエイティヴなものは枠を取っ払ったところから生まれるという意見には賛成なんだけどね。