Gift 〜eternal rainbow〜 #11

Gift創成秘話。ん、閉じた世界、だったか。というよりは、風呂敷を小さく小さく畳んだってことだね。
17年前に誕生した割りに広まってるなとか、原理は良く分からないなとか、母親の残したものは結局なんだったんだとか、もやもや感は増した。そういう設定に基づいた世界観です、の方がよほどしっくり来るよ。
原因をなくしたら結果もなくなるもんかね?死亡交通事故の加害者を頃しても被害者は帰ってこないのと同じで、原因をなくしても結果に影響があるとは限らないが、Giftで今までに起きた奇跡は全て帳消しになるんだろうかとか、どうでもよさげナこと考えてしまったよ。この話としては、もはやGiftを消すと莉子の記憶が戻って、でも消えない虹も消えちゃうよね位のことしか範囲に入ってない様に見えるからね。
春彦と、春彦の両親の回想で一話を使ったのは先週までの流れから考えると偉く大胆だなと思った。個人的には、悩むよりも行動、の春彦は好きなキャラだが、大方の視聴者にとっては余り好印象ではないんじゃないかなという気がするから余計にね。主人公パワーを発揮するには資格が必要、てのが俺の信条で、そういう意味では
今回の話も流れとしては賛成なんだけど、莉子とも霧乃とも正面からぶつからずにっていうのはなんか違うんじゃないかという気がするんだよね。
霧乃が、莉子の記憶から悲しい別れの場面を知り、涙を流すシーンも、そんなときにおまいは自分のピアノコンクールの話しなんかして!ってな印象だったのは先週の感想に書いた通り。だからと言ってこのまま蚊帳の外のままただGift消えて終わりじゃ霧乃が救われないが、どうするんだろうねえ。霧乃が実はGiftで産み出された存在だったとかだったら((;゚Д゚)ガクガクブルブルだが、なんか軟着陸は難しそうな感じがして来たよ。