あさっての方向。 #10

網野(弟)奮闘。
やっと軟着陸先が見つかったかな。
少年らしく一途な徹允の告白に、この作品で初めて爽快感を味わえたよ。でも体は大きくてもホント子供だよなあ。
夏に雨に降られた位で倒れちゃうのもどうかと思うけど、それだけじゃなくて、諸々色んなことがあって一杯一杯だったんだね少年ってな感じで逆に好感度が上がったよ。
出て行く椒子と止める素振りもないヒロ兄の構図はまあ最早想定の範囲内だが、ヒロ兄の底意はどこにあるんだろうな。意外と本気で被害者面したいってのが真実じゃねえかと睨んでんだけどね。
まあ徹允もこの作品の登場人物らしく、はいそうですか、とは受け容れないんだとは思うけど、それでも締めに向かって穏やかに動いていきそうね。