紅 #10,#11

#10 うん。全くもってラスト直前まで真九郎がただうじうじするという回だった。いつもと違って優しくなる弥生さんと闇絵、いつもとは違う方向にツンツンしちゃう銀子、変わらず真九郎に優しいけど言いたいことを飲み込んだ気配のある夕乃、ストレートに真九郎を咎める環とそれぞれに真九郎を思ってるのが非常に心地良かった。で、ラストは再び立ち上がる少年、という上々の惹き。

#11 でも、スッキリ爆発、とは全然いかん訳なんだよなこれが。リンに返り討ちに合う弥生、竜司とリンに押されまくった紅香、意味なく崩月の角を発動させた割りに何もせずに撤退した真九郎、とまるでいいところなし。悪化する状況の中、紫の写真を見て一人で再突入する真九郎、というところで、やられっ放しだけど主人公らしさを見せてくれた。次回に期待大。流石にそろそろあの角を活躍させてもいいと思うんだけど、そんな生易しいものじゃなかったりするのかな。