今期のまとめ

なんとか年内にこれを書くことが出来た。
今期終了アニメで視聴していたのは以下。軽く10点満点で点数を振ると、

9点
Black Lagoon第二期
8点
乙女はお姉さまに恋してる
あさっての方向。
7点
ちょこッとSister
Gift 〜eternal rainbow〜
6点
Black Blood Brothers
銀色のオリンシス
はぴねす!
5点
夜明け前より瑠璃色な
ギャラクシーエンジェる〜ん

こんな感じか。同点内は上の方が好印象。
Black Lagoon
二期目から、原作も知らずに視聴開始したが、あっという間に惹きこまれ原作も買い揃えた。突き抜けた面白さやワクワク感は無かったが、あの原作をアニメで動かしたというだけでも十分賞賛に値する。豊口めぐみ桑島法子金田朋子の好演が印象に残っている。
乙女はお姉さまに恋してる
安定した作画で楽しませてくれた。話は設定の割りにドラマの全然無い話で、最期も平穏な終わり方だったが、1クールで実に良くキャラが立ったと思う。一子@後藤邑子、貴子@たかはし智秋、奏@神田朱美、が個人的にツボに嵌って美味しく頂けたのでそれだけで満足だった。
あさっての方向。
ヒロ兄の内面が見えて来ず、作品自体も何が言いたいのか、どこを楽しんで欲しいのか、理解できずに自分の中では終盤までずっと低空飛行だった。着陸点が見え、自分の中で消化できてから思い返すと、なるほどと唸らざるを得ない。まだ消化不良な部分が多々あるのでいずれリベンジしたい。
ちょこッとSister
正直前期は退屈だった。今期に入ってから格段に面白くなった。この作品は、はるまの話であるよりは、ちょことゆりぴょんの話であった方が面白いということ。今更はるまと管理人に、ベルダンティ&螢一、薫&葵などなど挙げ出したらきりが無いくらい古くから連綿と続く、煮え切らないカップルを演じられても誰も嬉しくなかったと思うし。斉藤桃子は好演だったな。釘声も堪能できたし、ラストのほのぼのとした終わり方含め良いアニメだったと思う。
Gift 〜eternal rainbow〜
霧乃ん黒化も印象には残っているが、それよりもなによりも莉子が最高に萌えた。春彦が積極的なのも好印象で、多分賛同者は少ないと思われるが、春彦のキャラが気に入った。と言う訳で、ラブラブ義兄妹一つ屋根の下話と見ると、実に過不足無いんだなこれが。他の要素は全部雑音。
Black Blood Brothers
ジローが、いつかはコタロウに力を継承して消えてしまう存在なので、愛する人の転生した姿でもあるコタロウに安住の地と友人を、という内面的には割かし悲壮なんだけど、それをアニメで語るのは無理があるし、話数も足りない。キャラと世界観の紹介に終始してしまったなという印象。ゼルマンは最高に格好良かったんだけどねえ、福山潤の演技も含め。
銀色のオリンシス
この作画レベルで平井久司キャラは無理があった。1クールの割りに仲間、という雰囲気を作り出すのには成功したと思うが、最終話の感想に書いた通り、全体的に勿体無い作品になってしまった。
はぴねす!
前半のお遊びが秀逸だった。それで惹かれて原作を買ったので個人的にはそれだけで収穫だったと思っている。後半、アニメオリジナル要素で、原作のエンディングに味付けをしようとして失敗した感がある。腕伝の時にも感じたことだが、西園悟はキャラ萌えを作り出すのは非常に秀逸だが、いざそこから発展させたり、本筋の話をしようとすると腰砕けになる印象があるな。
夜明け前より瑠璃色な
伝説になったキャベツを代表とする作画の問題と、作画がそれなりに安定すると今度は脚本の拙さが目立つという負のスパイラルを産み出した作品。しかも原作と全然違うって話だと一体何がしたかったんだと言わざるを得ない気分だ。
ギャラクシーエンジェる〜ん
GAシリーズとの不幸な出会い、それに尽きる。ミルフィーユが良かったんで、前シリーズなら楽しめるのかもしれない。

1クールものはキャラ萌えに終始するに限る。
エロゲ原作ものは、普段アニメ化できるような内容のもの(萌えとか恋愛ものとかシナリオ重視とか)は頭から購入対象外の私としては、非常に良い機会になる。年に1、2作はそういうジャンルのものもやりたいんだけど、どれを買ったらいいのかさっぱり判らないので、今後も1期に一本くらいアニメ⇒原作購入があるといいなあと考えている。
新番組の視聴予定は新年の計、ということで明日中にはやることにしようかな。